からしだね報告

教会だより, 教会の動き

九州大学の井口潔先生(医学面)・養護学校・心療内科の先生による「発達障害など障害のある子供の数が10年前の3倍になっていること、またなぜ増えているか」というテーマでのディスカッションを聞いてこられた方の話を伺いました。

「本当に脳の障害ではなく、育て方からきている(そうなっている)子どもたちが増えているとのこと。親の体罰、ネグレクト、忙しいから話す時間がない、子供を置いてパチンコなどの子供より自分という考え方や、甘やかしなど、環境からきている(そうなっている)子供たちが増えている。

古来、子育てが上手と言われてきた日本人は、現代になって子育てが下手になったのか? 平和になり、物質的に豊かになり、安易に娯楽的な生活をすることが理想だという考えにとりつかれ、それまでの伝統的な道徳や躾が大切と井口先生は訴えておられました」

今回のからしだねでは、以上のような環境自閉についての話を聞きました。

本来自閉症にならなくてもいい子供たちが、親の身勝手な行為(ネグレクト、DV、コミュニケーション不足)で、おかしくなってしまうことは嘆かわしいことだと思います。ご存じのとおり、自閉症の診断は幅が広く、確定するのが難しいですよね。医者も、これ以上増えてしまってはと頭を抱えているのもわかるような気がします。各家庭の事情はさまざまだと思いますが、母親が当たり前に外で働く時代、隣近所とも関係性が希薄になっているので、社会全体の問題ですね。※参加者のご感想より